これまでの転職により、年収は着実をアップさせることに成功してきました。また、コンサルティングファームの採用担当として、複数のエージェントから推薦される候補者を見る中で見えてくる良し悪しもあります。ここでは、自分自身の経験も踏まえて、1,000万円以上の年収を狙う際におすすめのエージェントやサイトをご紹介します。
おすすめのエージェント
コンサルティングファームの採用担当の視点として、優れたサービスを提供していると思える3つをご紹介します。1000万円以上を狙った転職をする上で、どこを使えば良いか迷ったら、この3つのエージェントに登録しておけば間違いないです。これらのエージェントに登録して、情報を常日頃から収集しておくだけでも、将来の年収アップに向けて非常に意味はあると思います。
キャリアカーバー
公式サイト：https://careercarver.jp/
キャリアカーバーは、転職市場の雄であるリクルートが満を持して開始した高収入層をターゲットにした転職エージェントサービスです。
リクナビやリクルートエージェントで培ったノウハウも活用し、登録されている転職コンサルタント約600名の中から、最適な転職コンサルタントをあなたが指名して、転職のサポートを受けることが可能です。
転職活動を二人三脚で歩んでくれる転職コンサルタントは、あなたの転職活動を成功させるかどうかにおいて、とても大切な存在です。そうした中で、「担当業種」「担当職種」「業界経験年数」「勤務地」「フリーワード」などで検索した上で、転職コンサルタントの自己PRを見ながら、自分に合いそうな人を見つけることができるのは、非常に優れたサービスです。
ビズリーチ
公式サイト：https://www.bizreach.jp/
ビズリーチは、私自身も今の会社で働いている最中に、自分の市場価値を見る上で、登録したサービスの一つです。これまでのキャリアを登録しておくことで、数多くのヘッドハンターや企業の採用担当者から面接確約のメールを受け取ることが可能です。
但し、ビズリーチは高年収層をターゲットとしているため、現在の年収が500万円以下の場合は、なかなかスカウトが届かないというデメリットもあります。逆にすでに年収が500万円以上の方であれば、今すぐ転職を考えていなくても、とりあえず登録しておくことで、自分にとってどのようなチャンスがあるのか、定期的に知ることができるようになります。
私も、「他にもこんなに自分としてチャンスがあるんだ」ということを知っているからこそ、今の仕事が大変なときも、失敗しても他があると思い切って働けているという部分もあります。
※ビズリーチは年収500万円以上の方におすすめのサービスです。現在の年収が500万未満だと求人が紹介されないケースがあります。
DODAエグゼクティブ
公式サイト：https://doda.jp/executive/
DODAエグゼクティブは、大手転職サービス「DODA」が展開するエグゼクティブクラス向けのエージェントサービスです。10万件を超える求人案件の中から、エグゼクティブクラス向けの非公開求人を対象として紹介しています。
転職コンサルタントも通常のDODAを担当されていらっしゃる方とは別に、ベテランのキャリアコンサルタントを揃えているため、転職サポートの質もかなり安定しています。
キャリアカーバー、ビズリーチ以上に高い収入の方、具体的にはすでに800万円以上を稼がれていらっしゃる場合は、DODAエグゼクティブの併用もお勧めします。
使って良かった転職エージェント
転職エージェントは、各エージェントごとに持っている求人が異なるため、本格的に転職を考えていらっしゃる方の場合は、上記で紹介した3つのサービスとは別に登録しておくことがお勧めです。今回は、「面接対策のサポートが充実」「転職コンサルタントが豊富」という条件から、お勧めの転職エージェント3つをご紹介します。
キャリアインキュベーション
公式サイト：https://www.careerinq.com/
キャリアインキュベーションは、コンサルタント業界向けのキャリアコンサルタント数は10名以下と少ないものの、現役コンサルタントによるブログ記事や、コンサルタント転職を希望している方に向けたスキル獲得のための「スタートアップトレーニング」セミナーなどを豊富に提供している転職エージェントです。
更に、現在の職業内容別に個別相談会も随時実施しておりますので、転職に向けて時間があり、準備を確り整えたいという方にはお勧めの転職エージェントです。
ムービン・ストラテジック・キャリア
公式サイト：https://www.movin.co.jp/
ムービン・ストラテジック・キャリア（通称：ムービン)は、コンサルティング業界に特化した転職エージェントです。
業界最大規模のコンサルト業界に特化したキャリアコンサルタントが在籍しており、応募書類の添削から面接対策まできめ細かいサービスを提供しています。転職成功者のインタビュー記事においても、ムービンのキャリアコンサルティングサービスに対して高い評価がされており、コンサル業界に絞っての転職を考えているのであれば、お勧めの転職エージェントです。
実は、私も実際に転職コンサルタントの方とお話したことがあるのですが、現在の仕事の強みや、今後のキャリアを積んでいく上で大切にしたいことなどを丁寧に棚卸しした上で、真摯に相談に乗って下さったことは非常に好印象でした。
アンテロープ
公式サイト：https://www.antelope.co.jp
アンテロープは、金融のプロフェッショナルから、コンサルティングファーム、更には事業会社のエグゼクティブポジションまで幅広くカバーする転職エージェントです。
転職後の活躍をサポートする「スタートアップ・コーチング」というユニークなサービスを提供していることが特徴で、転職をゴールとするのではなく、その後の成功までをしっかりと考えたいと思われている方にはお勧めです。
転職におすすめの求人サイト
転職サイトは、「1000万円を目指す上でハイクラス求人が豊富に掲載されている」という観点から2つお勧めをご紹介いたします。
転機
公式サイト：https://ten-ki.jp
転機は、エグゼクティブクラス人材を対象とした転職サイトです。求人案件は、年収800万円以上の案件を常時1,000件以上掲載しています。
利用者の層は、年収800万円以上を目指す方で、求人の役職は、社長・社長候補、役員・役員候補、部長クラス、課長クラスのみです。更に、全ての求人においてCEOとの直接面談が可能という特徴もございます。
また、「社長の右腕立候補」や自由に案件をリクエストできる「あなたのリクエスト受付」、豊富なインタビュー動画など独自のコンテンツも充実しているため、年収アップを目指す方にはおすすめの転職サイトです。
ジェイ エイ シー リクルートメント（JAC Recruitment）
公式サイト：https://www.jac-recruitment.jp/
JACは、名前を知らない方も多いかと思いますが、実は1988年より日本で人材サービスを行っている外資系の老舗転職サービスです。東証一部にも上場しており、売上も人材紹介市場では3位という規模を誇っています。
こちらも年収800万円以上のハイクラス人材向けの案件を中心に扱っており、案件の6割近くは非公開案件、対象年齢層も30代以上と比較的高めです。
また、転職情報サービスだけではなく、550名を超える転職コンサルタントによるエージェントサービスもございますので、全てをJACにお任せすることも可能です。
年収アップを狙うなら合わせてみるべきサイト
最後に転職を成功させる上で、書類審査や面接を有利に運ぶことができる情報サイトをご紹介します。
Volkers
公式サイト：https://www.vorkers.com/
vorkers(ヴォーカーズ)は、国内最大規模の会社の口コミ情報サービスです。大企業であればほぼ全ての企業を対象に、数百件近くの社員による口コミ情報が掲載されています。
企業の公表情報ではわかりにくい、カルチャーや給料水準などについても赤裸々に公開されていますので、これから転職をしようと思っている場合は、実情を知ることで転職すべきかどうかを判断すると同時に、面接の質疑応答をする際の参考にも役立つことだと思います。
MIIDAS(ミーダス)
公式サイト：https://miidas.jp/
MIIDASは最近タクシー広告でもよく目にしますが、無料で自分の年収査定額を出してくれた上で、お勧めの求人情報を紹介してくれるサービスです。
特に最初の年収査定は、会員登録する必要もなく、性別、生年月日、最終学歴、職務履歴などをサイトから5分ほどかけて入力することで、実際の求人情報に基づき、算出してくれます。
すぐに転職を考えていない方も、現在の年収と比較して、転職すべきかどうかを考えてみる参考になるのではないでしょうか。
転職会議
公式サイト：https://jobtalk.jp/
転職会議は、Volkersと同じく企業の口コミ情報を掲載している情報サイトです。
60万社以上の企業データと従業員のクチコミ・評価点数で、企業の本当の姿をユーザーに知らせることを強みとしています。
個人的に利用してみるとVolkersの方が使いやすくは感じるのですが、volkers以上に転職情報を積極的に配信している傾向があり、より多くの求人情報を確認したいかたには、volkersよりも、お勧めかもしれません。
また、口コミに対しては、実際に社員が監視する体制を設けているというのも特徴のひとつです。（但し、品質の高い口コミが揃っているかといわれると必ずしもそうとは言い切れません)
